ART

 

 軟部組織治療~ART(Active Release Techque)

 

ART(アクティブ・リリース・テクニック)

 体のゆがみは筋肉の過緊張を引き起こし、慢性になると痛みだけではなく機能障害も起こります。筋肉の機能障害と同様に、軟部組織(筋肉および腱、靭帯、筋膜、神経など)にも影響を及ぼします。このような場合は、いくら体のゆがみを治しても、なかなか痛みをとることができません。

 

そこで当院では、ART という軟部組織治療を取り入れています。アメリカで開発され、急速に普及しています。この技術によってより幅広く、今まで治らなかった多くの症状に対して治療することができるようになりました。

 

この技術は、筋膜リリーステックニックとも呼ばれ、筋肉、および腱、靭帯筋膜、神経などの軟部組織の障害からおこるあらゆる体の不調を取り除いていく治療です。その障害から起こるものは、慢性的な膝や腰、肘や手首の痛みから筋緊張性頭痛、胸郭出口症候群、スポーツ障害まで多岐にわたります。何もしていないのに,肩が痛い、上がらない、膝が痛いなどといった症状を年齢のせいだとあきらめていませんか?

 

実際には年齢のせいだけではない場合が多く、使いすぎの結果として硬い瘢痕ができ、関節周囲炎や慢性的な痛みの原因を作りだしています。このような場合は、どれだけ体のゆがみを治しても、痛みが改善することは難しいです。

 

ART では、それぞれの組織に対して的確な治療を行っていきます。この治療は、トライアスロンの世界大会の公式治療法にもなっていますが、日本では上肢、下肢、脊柱のプロバイダー資格を持っている者は、私を含めて5名(2013年現在)しかいません。

ART治療

 

 実際の治療は検査と施術を同時にいきます。触診によって軟部組織の異常を見つけていきます。また動きを制限している部位を患者さんに体を動かしてもらいながら検査していきます。実際の治療では、患者さんに自発的に特定の動きをしてもらいながら、適切な強さと正確な方向にテンションをかけていきます。通常は一日おき、場合によっては2 日おきの治療を5回で50 %以上の改善がみられます。

 

治療後2-3日のあいだ、多少のダルさや表面的な痛みを感じることがあります。これは一時的なもので、その後改善されていきます。また強い癒着や過度の緊張 がある場合、一時的に患部に軽い内出血やアザができることがあります。治療前に前もって説明しますが、これも一時的なもので数日で良くなりますのでご安心ください。

 

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